10年後の居心地を良くするために!

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今日の一言

 

「居心地が悪い」は、居心地が良い。

「居心地が良い」は、居心地が悪い。

 

何故なら、

居心地の悪いところでないと人は成長できないから。

 

居心地が悪いとは、常に気が抜けないということ。

 

 

私は、居心地の良さを結構求めている。

 

例えば、カフェでくつろぐ場合、

座り心地の良い椅子に座りたいと思う。

 

数年前、横浜の、あるスタバに入ったことがあるが、

あいにく混み合って居て、相席だったにもかかわらず、

私は、ソファの座り心地に満足したのを覚えている。

 

左右に肘掛が付き、生地は光沢があって、

触り心地の良いビロードのよう。

 

私は、そのソファにすっぽり包まれながら、

「スタバと同じソファが欲しい!」

と思った。

 

注文したコーヒーの味は覚えていないが、

ソファの心地良かった印象は今でも忘れない。

 

見た目は小さいけどサイズ感がピッタリだった。

 

窮屈でもなく大き過ぎることもなく、

一脚のソファが自分だけの空間だった。

 

いい感じで、私は身を任せて居た。

 

そいつは、

頼り甲斐のあヤツだった。

 

そいつの右肘掛け部分に寄りかかって、

私は、店全体を見渡した。

 

店内は満席。

 

席を確保したお客さんたちは

悠然としていて、

 

当分、

自分の椅子を手放す気はなさそうだった。

 

私が座れたのは運が良かったというか、

お一人様だったから、

タイミングが良かったのかもしれない。

 

私は、もっと長居したかったが、

娘との約束の時間が迫ってきたので、

早々に、自分だけの空間を明け渡した。

 

本当に、後ろ髪の惹かれる思いだった。

 

明らかに公共の場なのに、

プライベートが保たれていた。

 

あれは、どこのスタバだったのだろう?

 

大船かな、今度行ってみようと思う。。。

 

 

で、冒頭の話に戻るが、

簡単に言ってしまえば、

座り心地の良いソファに座り続けると

居眠りするのがオチって感じ。

 

居心地が悪いと、

なんとかしようと頭を使うようになる。

 

少しでも居心地を良くしよう思う。

 

なんとかしようと思わないような、

自己成長欲や前向きでない人の場合は

論外だけれども、

 

とにかく、

ジレンマを抱えている。

 

そこに居続けることは

並大抵ではないかもしれない。

 

でも、過去よりも、現状よりも、

良くなりたいなら、

成長したいなら、

目の前の問題を直視することが重要。

 

乗り越えたい問題を直視して

たった1ミリでも進化できる、

小さなアクションでもいいから起こす。

 

それを続けること。

 

諦めない、逃げ出さない。

 

一気に飛躍しようと欲張るから、

失敗する。

 

ウサギとカメの話は平凡だけれども、

真実を突いている。

 

成功者に話を聞くと、

日々の小さな努力の積み重ねが大事だと教えてくれる。

 

スキルを磨くこと、健康を保つこと、

緊張感のある環境に自らを追いやる。

 

かつ、

平凡で退屈なルーティンを毎日自分に課して

生きるか、

 

楽して生きるかは、

自分の勝手。

 

私は、人間的にも、スキル的にも

もっともっと成長したい。

 

進化した方が、家族にも、社会にも貢献できると思うから。

 

一人より10人、10人より100人、

100人より1000人の役に立ちたい。

 

居心地の悪いところで頑張って、

将来、自分の理想に近い

居心地の良い環境をを手に入れる。

 

だから、今は、居心地を良くしてはいけない。

人間、満足してしまったら、

努力する必要がなくなるから、

進化が止まる。

 

そうなると、

私の未来の居心地が

すこぶる悪くなってしまう。

 

だから、

今、居心地が悪いということは、

進化できる環境にいるということ。

 

それは、ある意味、

一安心であり、居心地が良い。

 

camomile